前回のエントリーがネガティブな記事でしたが、前向きに来年を迎えるために2022年を振り返ろうと思います。
2022年をざっくりまとめると以下のとおりです。
1月 Azure資格取得
2月 虚無
3月 進撃の巨人読む
4月 香川旅行
5月 岐阜旅行 長編小説書き始め
6月 小説書く トップガンマーヴェリックを劇場で2回観る
7月 小説書く
8月 小説完成
9月 ベターコールソウルfinal観る
10月 役職付いて忙殺
11月 東京旅行 新人賞落選
12月 短編小説書き始め~完成
昨年は資格取得に大きく時間を割きましたが、今年の1月もその続きで業務上必要なクラウド関連資格を取得しました。これでひとまず資格勉強は一段落しました。
また、子どもが2歳になって活動時間が長くなったのと外食がある程度できるようになったので色々県外旅行をしています。でも香川はちょっと遠すぎましたね・・・。
そして長年の目標だった長編小説をついに完成させました。こちらについては下記を参照。
この記事の通り、書き上げた小説は新人賞に応募しました。何の新人賞かというとメフィスト賞です。
これまで短編の新人賞に応募したことは何度かありますが、規定枚数未満のためメジャーな文学賞には応募できませんでした。今回長編小説を書いたことで憧れだった賞に応募することができました。
メフィスト賞は敬愛する森博嗣氏が第一回受賞者であり、その他の受賞作も好きなものが数多くあって、ずっと憧れていた賞の一つです。
また毎回15作くらいは講評がもらえるので、受賞はできなくとも編集者から自作の感想がいただければ嬉しいなと思ったのですが……。
結果は箸にも棒にもかからず選評は貰えませんでした。
僕にとっては初めての長編小説で渾身の作品だったので落選はとてもショックでした。しばらく創作活動をする気になれず、二度と小説なんて書けないのではとさえ思いました。
ですが、同時期にメフィスト賞に応募されていたこちらの方の記事を読んで、自分の中の感情に整理ができました。
この記事に書かれている作者さんの感情の動きが全く僕と同じだ!と目からウロコが落ちました。
長編小説を書き新人賞に応募しただけで、自分は小説家になったのだと錯覚していたのです。受賞連絡を受けて華々しくデビューする妄想を繰り返した結果、妄想と現実を混同していました。
落選という結果によりその妄想が取り上げられ、何者でもない自分という現実に叩きつけられたことがショックの正体だったのです。
そうして自分の感情の正体に気づき、憑き物が落ちました。今回書き上げた長編小説はこれ以上面白いアイデアは生涯思いつけないのではというほど会心作でしたが、冷静になってみると作品の未熟さが改めてわかってきました。
ぼんやり次回作について考えているうち、さらに面白いアイデアがちゃんと浮かんできました。だから、僕はまだ小説を書けそうです。
なんとか立ち直った頃、友人の依頼を受けて短編小説を書きました。大学時代の友人同士が結婚するということで結婚式で配る小説を書いてほしいという変わった(?)依頼で、「何を書いたら良いんだ・・・」と1ヶ月ほど頭を悩ませていましたがアイデアが浮かんでからは10日ほどで書き上げました。
今まで書いた短編の中で最も笑える(?)ものになったのではと思います。身内に向けた作品なので一般公開はしませんが、読んでくれる人に喜んで貰えればと思います。とりあえず依頼主の友人は喜んでくれたみたいなのでミッションとしては達成したことにします。
というわけで来年も公私共にいろいろなことにチャレンジできればと思いますが、仕事で役職がついてしまって業務量が単純に3倍になったのでどうなることやら・・・。
今年もお世話になりました。来年もよろしくおねがいします。