惑星間不定期通信

小説を書いています。本や映画の感想やその他なども書きます。

小説

「感情」から書く脚本術

「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方 作者:カール・イグレシアス 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2016/04/11 メディア: 単行本 人生は、いつもうまくいくとは限らない。理不尽でカオスなものだ。だから、私たちは人生の…

「こどもの国」試し読み

週末になるとお父さんの運転する車に乗って私はその場所へ連れて行かれる。朝の早い時間に出発し、革のシートに身を沈めてまどろみながら到着を待つ。住んでいる家から遠く離れ、いくつかの交差点とトンネルと森を抜けた先にこどもの国はある。 こどもの国。…

「こどもの国」

第26回文学フリマ東京で頒布予定の「こどもの国」を制作中ですが、表紙を公開します。イラストはlaicadog様に描いていただきました。小説の雰囲気とマッチした、これまでとは違ったタッチの素敵な表紙になりました。 ブースも決定しました。2階は初めてかも…

小説家になる方法

いきなりですが小説家になる方法をレクチャーします。 日頃「小説家になりたい」と思いながらも結局小説家になれず嫌々サラリーマンをやっている僕がそんなことをレクチャーしても何の説得力もないどころかむしろ滑稽でさえあるかもしれませんが、自分で言語…

本作りの進捗その2

相変わらず製本作業に夢中になっています。絵が仕上がる度に言葉にならないほどの衝撃を受けています。今回は試作段階で印刷所に発注したものが送られてきたので写真を載せます。 表紙はこのようになっています。これらはまだ仮段階の表紙で、正本版はさらに…

本作りの進捗

無事に修論発表が終わり、滞りなく修士号を取得することができるはずです。卒業するまでは研究をしてもいいししなくてもいいと言われたので、何もしなくてもいいんじゃないかと僕は思います。 とにかく今は本作りに夢中になっています。なんとイラストを描い…

御陰さまで無事に修士論文を提出することができました。 皆様にはご心配お掛けしました。 まだ修論審査会での発表があるので気は抜けませんが、ひとまず一安心です。半年前は中退すら考えていたので、ここまで来られたのは奇跡のように感じます。本当に良か…