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惑星間不定期通信

小説を書いています。本や映画の感想やその他なども書きます。

坂本真綾さんに「わたしの庭の惑星」を贈りました。

社会人になって一週間が経ちました。神聖かまってちゃんを爆音で聞きながら毎日カタパルトに発射されるような勢いで出社しています。頑張らない程度に頑張ります。

そんなこんなでようやく初めての土日休みがやってきました。土曜日には愛知県美術館で開かれている《印象派を超えて―点描の画家たち》 展に行ってきました。印象派展は何度か観たことがありますが、スーラやシニャック、レイセルベルへといった分割主義の画家の作品は観たことがありませんで した。正直に言って彼らの点描画はあまり生理的に好きになれませんでしたが、彼らが目指した光学的表現は理解することができました。それもこれも音声ガイ ドを聞きながら鑑賞したおかげなのですが、その音声ガイドが僕が大好きな坂本真綾さんだったのです。というか、ほとんどそれが目当てでした。ゴッホの『種 まく人』やピサロ『エラニーの牛を追う娘』、中学の美術の時間に模写したシスレー『舟遊び』が観れて良かったです。好きなゴーギャンの絵も少しだけ観るこ とができました。バルガス・リョサ『楽園への道』を読んで以来ずっとゴーギャンの絵を観たいと思っているのですが中々機会が無いので残念です(バルガス・ リョサのせいでゴッホに対して「あの頭のおかしいオランダ人」という呼び方が頭に染み付いています)。
ともかく真綾さんの音声ガイドの御陰で筆触分割の歴史がわかりました。絵画は知識よりも純粋直観を大事にしたいので音声ガイドというのはあまり好きじゃなかったのですが、芸術家たちの技法の発達は科学史のそれと同じような面白さがあるのだとわかりました。

そして日曜日の今日は中日劇場でミュージカル『ダディ・ロング・レッグス』を観ました! あの有名な「あしながおじさん」のミュージカルです。県美を観た 後にふらついていたらなんとあの坂本真綾さんが主演の『ダディ・ロング・レッグス』が中日劇場でやっているということを偶然に知り、その場でA席9000 円を迷い無く購入しました。生で動いている真綾さんを観るのは二年ぶりでしたがやはり素敵で美しく可愛らしくチャーミングで素敵で素敵でした。完全に真綾さんの歌声を目当てに行ったのですが、ミュージカルそのものも素晴らしく、気付けば劇そのものに引き込まれて夢中になってしまいました。とても素敵で愛お しい物語と音楽、シンプルですが飽きない舞台芸術に心から楽しみました。たったの二人の演者で二時間半もの舞台をやってのける演技力は圧巻でした。スタンディングオベーションです。

ここからは僕の暴走劇なのですけど…。
こういった舞台をあまり観ないので、演者の方にプレゼントを贈ることができるということを知らなかったんですね。で、偶然僕のカバンの中には四度目の増刷をした著作「わたしの庭の惑星」が入っておりました。僕が何をしたかもうおわかりですね。普通ならメッセージやファンレターを添付して渡すところですが、そのままで本を渡しました。受付の紙の欄には「花」「お菓子」「手紙」という項目はありましたが「自作小説」という項目はありませんでした。当たり前ですね。


というわけで僕は坂本真綾さんに自作の小説を渡しました。無言で。

読んでもらえたら月までぶっ飛びます。カタパルトで。

 

ひゃー、ラブレターを渡すより恥ずかしいことをしたものです。社会人のストレスの反動って怖いですね。この土日で二万円近く使いました。まだ給料もらってないんですけど大丈夫なんですかね…。

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