前回の記事で何を買うべきか悩んでいると書きましたが、購入してしまいました。
Oriental ShoemakerのARANです。
どうですか? 我ながら素晴らしい靴だなあと思います。
公式インスタグラムで「イギリスを意識している」という旨のコメントがありましたが、おそらくクロケット&ジョーンズのモールトンが下敷きになっているのではないかと思います。
モールトンはこちら。
前回の記事で紹介したように、最近の流行りなのかゴルフやシャンボードのようにぽってりとした丸いフォルムのUチップのモデルは多いのですか、ARANやモールトンのようにつま先にいくにつれシャープになっているUチップは少ないようです。モールトンは名作とされながら廃盤となっており、後続モデルとされているWEXFORDは少し丸みを帯びたゴルフに近い形となっていますので、やはり世間的にはそういう流れのようです。
モールトンにはない、ARANの大きな特徴は外羽根の真ん中からと、踵からの交差するパターンになります。こういった外羽根の真ん中を切るような縫い目のパターンはかなり珍しいですが、エレガントさを演出しているのではと思います。
色は黒と茶が展開されており僕が購入したのはご覧の通り茶色になります。黒は普通のボックスレザーですが、茶色は型押しされたワックスドレザーになります。こちらはホーウィン社のアーリントンレザーではないかという情報がありますが公式には明らかにされていません。難破船から見つかった、今はもう製造方法が失われてしまったロシアンレザーというものがあるのですが、それに似た風合いを持っています。
型押しレザーの靴は初めてですが今からエイジングが楽しみです。
履いてみたかんじがこちら。今まで購入直後に履いてみた画像を残していなかったので、今回は気合入れて一眼レフで撮りました。いずれエイジングした画像もご紹介できたらと思います。
このままだと革靴ブログになってしまうので、そろそろ本について話したいですね…。